被爆ピアノ

八月も間もなく終わり、秋に近づいて行くことに一抹の寂しさを感じる今日この頃です。
毎夏、6/23(沖縄の日)、8/6(ヒロシマの日)、8/9(ナガサキの日)、8/15(終戦の日)を迎える度に、戦争で犠牲になられた方々に手を合わせるよう心掛けていますが、ガヤガヤした日常生活から立ち止まって思いを馳せるのが難しい。
この時期になると、知り合いがヒロシマの被爆ピアノ使った朗読コンサートを主催しているので、拝聴して参りました。
被爆ピアノの調律師である矢川光則さんが、この日の為に広島~東京までピアノを運んでいらっしゃいました。
ピアノは爆心地から1.8キロの民家で被爆した、1932年ヤマハ製のアップライトピアノ。
持ち主のミサコさんのお名前から「ミサコのピアノ」と呼ばれています。
矢川さんは、この他にも被爆ピアノを数台保有しており、ピアノを弾いて下さる方あらば、日本全国どこへでも運んで行きます。
2017年にはノーベル平和賞コンサートでも演奏され、世界から注目を浴びました。
そして、そんな矢川さんの活動が映画化されることになったそうです。大杉漣さんが矢川さんの役を演じる予定だったそうですが、代役はどなたになったのか…、映画を観るまでのお楽しみということで。
それにしても、被爆ピアノが奏でるショパンのノクターンは、物悲しく、哀愁があり、それでいて力強かった。
ピアノの音色が平和な時を包みますよう。
DSC_0087(ペットボトルの中は一万羽の折鶴)DSC_0088

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